2025年10月
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高額な医療レーザー脱毛を選んだわけ
毎朝、鏡の前でカミソリを握るたびに溜め息をついていました。丁寧に剃っても夕方には青くなり、急いで剃ればカミソリ負けで一日中ヒリヒリする。シェービングジェル、アフターシェーブローション、そして定期的に交換が必要な替え刃。積み重なる出費と、何より毎日奪われる時間。この繰り返しに、私は心底うんざりしていました。そんな時、友人が医療レーザー脱毛を始めたと聞きました。最初は「男が脱毛なんて」と少し抵抗がありましたが、話を聞くうちに、それは単なる美容ではなく、生活の質を向上させるための投資なのだと考えるようになりました。とはいえ、やはりネックになったのはその費用です。数十万円という金額は、決して気軽に支払えるものではありません。もっと安いエステの光脱毛や、家庭用脱毛器も検討しました。しかし、調べれば調べるほど、効果の確実性と安全性の面で、医療レーザー脱毛に勝るものはないという結論に至りました。中途半端な効果で時間とお金を無駄にするくらいなら、最初から最も確実な方法を選びたい。万が一の肌トラブルが起きた時に、医師にすぐ診てもらえるという安心感も、私の背中を押しました。これは、未来の自分への先行投資なのだと覚悟を決めたのです。契約書にサインをした日は、大きな買い物をした緊張感と同時に、長年の悩みから解放される未来への期待で胸がいっぱいでした。もちろん、施術には痛みも伴いましたし、完了までには時間がかかりました。しかし今、ひげ剃りの習慣が完全になくなった生活を送ってみて、あの時の決断は間違っていなかったと心から断言できます。時間、お金、そして精神的な余裕。レーザー脱毛が私にもたらしてくれたものは、支払った金額以上の価値がありました。